2013/08/22

\金剛デース/

フジミ模型の、ちび丸艦隊 金剛 を作りました

ハセガワのたまごひこーきみたいなもんかと思いきや値段も倍ほど違うし中身も全然違うしで、たまごひこーきみたいにお手軽なデフォルメ艦船模型が作りたい!と思って手を出すと痛い目を見ます みた

色レシピは
艦底:Mr.カラー 艦底色
艦体:Mr.カラー 軍艦色(2)
甲板:Mr.カラー ウッドブラウン および ファレホ タンイエロー
スクリュー、菊花紋:ガイアカラー リアルブラスゴールド(青)
布:Mr.カラー キャラクターホワイト
ファンネルキャップ:ファレホ ダークラバー
デフォルメものなので特に汚しとか入れてません

正面から
傾いてるのはご愛敬

後ろから
デフォルメしてあってもかなりのハリネズミです

作ってみての感想としては、「どうしてもデフォルメのが欲しいということでなければ、普通の作った方がマシ」
どうもフジミさんはデフォルメの塩梅がよろしくないというか、艦船模型がやりすぎのためこれでも単純化したつもりなのか、割と作業量が多いです
せっかくデフォルメするならもっと単純化できるだろう、というようなパーツがバラバラだったりします
あとスナップフィットと言いつつ噛み合わせが割とキツ目なので接着剤(特に流し込み)使う場合はすりあわせ必須
何ヶ所も砕け散りました
それからインストも何ヶ所か誤りが見受けられたのでううn…
スライド金型を多用する一方バリやら肌荒れなんやらもそこそこ見られたのでいつ製のキットよ~?
と見てみたら2013年最新キットでした
それからシール、今回は一切使ってませんが、使った場合窓枠とかしっかりモールド入ってるのでかなり貼りにくそうで…
ちぐはぐさが目に付くキットです

というわけで個人的にはかなりアレな評価だったのですがちび丸艦隊の大和および武蔵のAmazonレビューは意外にも高評価
なんでや

そうそう、金剛には設定がないですが第一弾の大和には別売りエッチングパーツ[AA]
と別売り木甲板シール[AA]
が存在するようですので、フジミさん完全にあたまおかしいですね

[AA] ちび丸艦隊シリーズNo.03 ちび丸艦隊 金剛

2013/08/21

トリプレット(光軸ずれ)

MeyerのDomiplan、後玉がイモネジでの三点支持になっているせいで、そのネジが緩んでしまった時には光軸がずれてしまい専用の光学測定器を持たない素人には完全に修理することができません

専門業者のところに修理に出すお金は無いので仕方なしに適当にえいやっとイモネジ締めなおして試写してみたところ…
ごくごく普通に写ってしまいました
もっともNEX-3、APS-Cサイズセンサーのため周辺部については完全な事はわかりません
それでもトリプレットであるが故の画質の悪さか、光軸ずれによる画質の悪さかわからない程度には写っているようなので、とりあえず使い物にはなるということなのでしょう

というわけで色々パチリパチリ

アウトフォーカス部および周辺の画質の悪さはトリプレットならでは

余談ですがこのレンズ、つい最近まで3群4枚テッサータイプだと思ってました
同社にTrioplan 50mm F2.9というレンズがあるための勘違い
Primotar 50mm F3.5(テッサータイプ)があるということもありそれより半段明るいレンズがトリプレットだなんて…と思ったりもして意外や意外

大口径化により開放ではかなり破綻しかかった画になります

基本的に中央近くは解像度高めなのですが、マウントアダプターに内蔵の補助ヘリコイドで最短撮影距離(75cm)以下に近づいてみるととたんに解像が悪くなります
鏡筒設計からくる最短撮影距離ではなく、性能が破綻しない範囲で、ということなのでしょう

前ボケは割と綺麗なのに対してうしろはぐるりーんぐるりーん

3枚玉で単層とはいえコーティングしてあれば逆光にそれなりに耐えてくれてもよさそうなものですが、割とこらえ性がないレンズです

半逆光程度でも開放ではこれだけ暗部が浮いてしまいます

絞るとかなり改善

どんな条件でもきっちり写る、というレンズではなさそうですね

最後にNEX-3内蔵のエフェクトモード「トイカメラ」
周辺画質が落ちるDomiplanと相性のいいエフェクトです

[AA] OLYMPUS ボディキャップレンズ マイクロフォーサーズ用  BCL-1580 15mm F8 3群3枚

2013/08/16

伏見稲荷でデジタル撮り

伏見稲荷に行ってきました
今回はたまたまD7000とAi Nikkor 35mm F2しか持ってなかったのでデジタルオンリー

さて一年間で腕は上達してるんでしょうか…







去年とほぼ同じ場所を撮ったものもあります









発色がよくてあんまり鄙びた感じがしない



キリンレモン

 ぬこ

開放近接ですが破綻しません さすが




まるで成長していない…

[AA] Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

2013/08/10

宇治川花火大会2013

昨年に引き続き宇治川花火大会撮影チャレンジ
カメラはD5000からD7000に、レンズはTamronの70-300mmからNikkorの75-300mmに、
そしてサブカメラはNEX-3にと機材一新でのチャレンジです

とはいうものの風がありヤワな三脚が揺さぶられたりとか、フレーミング間違えたりとか、そもそも取った場所とレンズの選択間違えたりとか色々あってかなり出来が悪く…


昨年より見る目が厳しくなってるのもありベストショットはこの2枚ということになりました

あと言い訳するなら花火大会自体も去年より迫力が無かった気がしたり撮影枚数も去年の半分ほどだったり色々…

それから今回はNEX-3で動画撮影にも挑戦してみました

三脚が1つしかないので必殺のエツミのボールヘッドシュー[AA]を使って無理矢理2段重ね固定を使用
よってD7000シャッター音が間近で鳴り…というこっちもグダグダな事に


レンズはたまたま付けていたSuper-Takumar 50mm F1.4
ICレコーダーを持って行って音声別録りすればよかったですねこれは…

昨年は「NDフィルタ欲しい」なんて言ってますがNDフィルタは不要ですね
多数の花火をワンフレームにおさめたい場合は、細かくシャッターを切って比較明合成が一番いいように思います

[AA] Nikon AF-S VR Zoom Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED

2013/08/08

ボーエンだよ ワイドだよ ヒョウジュンダイコウケイだよ

Super-Takumar 50mm F1.4って、かーなり前に手に入れていたはずなんですが、(確かジャンクのペンタックスSPおよびSuper-Takumar 200mm F4と合わせて3000円とかそんなんだった記憶)アトムレンズであるがゆえのものすごい黄変でカラーでは使いづらく、まともに使うことはありませんでした
モノクロフィルムも一回使って腕のへっぽこさに絶望したのでそっちでも使う事はなく…
というわけで持ち出して使うのは実質今回が初めてだったりします

何ヶ月かの間太陽に曝して(アトムレンズは紫外線照射で黄変が改善されるとのこと)みたり、あともしかしたらNEXのホワイトバランス補正がE-PL1sより強力なのかもしれません
ともかく全く黄変の影響を感じさせない写真が撮れました

F2.8
解像度も割とありますしコントラストも悪くないです

さすがに開放ではグルグルしたりとかコントラスト低下したりとか見られなくもないですが、暴れ玉というようなレベルではなく大人しいもの
高性能のトリウムレンズの恩恵でしょうか(黄変したりそれをまた紫外線で薄めたりしてどれだけ光学性能に影響が出てくるかわかりませんが)

マクロヘリコイド付きアダプタの本領発揮
接写しようとした時の「あと少し!」に応えてくれるのでやっぱり割と使えそうかもしれない

ただSuper-Takumar50mmF1.4自体がかなり重いのに加えて、アダプタもヘリコイド内蔵のため重めなのでNEX-3に付けると若干バランスが悪く…
この写真も少し手ぶれしてますね

[AA] PENTAX FA50mmF1.4 Kマウント フルサイズ

2013/08/07

ムゲンエンだよ マクロだよ

NEX用のM42マウントアダプタを手に入れました

このマウントアダプタ、ちょっとしたおまけ機能が付いていて…

なんとヘリコイド内蔵でうにょーんと伸びます
うにょーんと

繰り出し量の多いOrestonのヘリコイドを併用すると倍近くまで伸びてるんじゃなかろうかという

正直安物アダプタなので各部甘いですが、それでも意外とおおっ、と思わせる部分もある面白いアダプタです
どうやらmuk M42H-NEX RJというものじゃないかという
最初ピン押ししてくれるかちょっと不安なカタチしてたんですがちゃんとピン押ししてくれてるので色んなレンズ使えます

Helios44-2 58mm F2

ヘリコイドを繰り出さないとちゃんと一般撮影にも対応してくれます

Industar50-2 50mm F3.5

とにかく「寄れない」レンズですがIndustar50-2ですが(コスト削減もしくはライカマウント版との共通化のためもしくはその両方の理由で)、アダプタのヘリコイドを伸ばすと最短ここまで寄れます

Super-Takumar 200mm F4

これも古いレンズで寄れないんですがヘリコイドを伸ばすとそれなりに寄れるようになります
2m切るくらいの印象


あと、後玉支持イモネジが緩んで光軸が合わなくなったDomiplanが手元にあって、
フィルムでは怖くて試写できなかったのですがNEXに付けて試写してみたところ…

あれあんまり変なことにはなってない


網戸を使ってテストを… もちろん絞り開放
多少四隅で乱れ方が違っているのでこれがアレかなーなどと思ったりもしますがトリプレットだという事を考えたら特に問題はないのではという感じ

Cosina Zoom 19-35mm F3.5-4.5
NEXに付けると28-52mm相当の標準広角ズームに

これも寄れないレンズなのですがヘリコイドを繰り出せばfigmaサイズでもこんなパースを効かせた写真が撮影可能
気をつけないとレンズが被写体にぶつかりますが

ヘリコイドの繰り出しがかなりごりごりした感じなので重いレンズ付けた時が不安ですがまあおもちゃとしてはよくできてるなーと
買う前はまず使わないだろうなーこんな機能なんて思ってましたが意外と使い物になりそう?
あとヘリコイドのローレット刻みがオールドレンズ風なのが嬉しいですね

[AA] Hawk's Factory 補助ヘリコイド付 M42アダプタ[SONY E]