2012/07/26

とある動画の撮影環境(ネタバラシ)


上がってきて見た人もおられると思うので動画撮影に際してのあれこれ語り
鬱陶しい話なのでスルー推奨、かも

まず撮影に至るまでの話だけども「元ネタまったく知らなかった」
そして「ようつべとかで探してみてもいまひとつ要領をえなかった」

神姫スキーの友人とちょちょいと話した後

「まあ1シーン0.5秒なら動きはそんな複雑なもんじゃなくてカメラのパンとか歩いてる姿とかその程度だろ」という見切り発車でスタート

最初から撮影には一眼レフもしくはミラーレスを使う予定だったので

それじゃあ多分他の人がやらないであろう、「被写界深度の浅さを利用した動画にしてやろう」という構想に

どういう事かっつったらまあ平たく言えばピント位置を動かすだけの話で
それでもピント合う範囲が狭く、ボケが大きいのでそれなりに動きを付けられるんじゃねーのという発想


機材に関しては当初、D5000+Nikkor-S Auto 50mm F1.4+レリーズケーブルという極薄ピントな構成にしようかと思っていたのですが
まずNikkor-S Auto 50mm F1.4が絞り不良のため緊急お蔵入り
そして現場に持って行って撮影した結果、AF-S DX Nikkor 18-55mmではテレ側でも両神姫の大きさにかなりの差が出たため、急遽E-PL1s+Carl Zeiss Jena DDR Tessar 50mm F2.8での撮影に切り替え
こんなことにカールツァイス持ち出すなんてツァイスとルドルフのおじさんも草葉の陰で泣いているよ

このE-PL1s、レリーズケーブルやリモコンレリーズ等に一切対応してないため三脚ネジをがっちり締めた上での2秒タイマー撮影に

手ぶれを心配したのですが意外となんとかなったようで…

結果的にはこの構成選んだのは正解だったようです
AFレンズと違ってヘリコイドにトルク感があるので固定に便利&指標があるので一定間隔で回すのに便利だったりとか
あとは100mm相当という画角で遠近感圧縮効果も生まれ 動画にするにあたっては癖だらけの玉よりも破綻無い画を吐き出せるTessarがよかった気なんかも
まあTessar付けてたのはたまたまなんですが

そんな感じで1つ目の動画はカメラ固定で少しの動き+ピン送りで仕上げ
2つ目の動画は被写体の動きは無しで上へのパンとピン送りで仕上げ…

まあ2つ目のはその後少しトラブったんですが!

撮影終了後家に帰って動画化、チェックしてたら枚数が半分しか撮れてないことが判明
あわててMicrosoft Image Composite Editorを使って各フレーム間を補間

ストップモーション撮るの久々すぎて枚数と時間との感覚が噛み合ってない…

そんな感じで0.5秒×2人分×2シーンの合計2秒の動画は撮影されたのでした


あとはまー見てたら「私の撮った分の発色地味すぎる…」という反省点なんかも
RAW現像によるものか はたまた提出する画像の色空間をsRGBにし忘れたか それともダイナミックレンジが広いのでコンデジじゃ飛んでしまう部分も残ってしまってるせいか…


[AA] 武装神姫 飛鳥

0 件のコメント:

コメントを投稿